羆のヒグマジーンズ達HGM-1SP ONION(30)羆九


(09.08.25)


今回のテーマ:「剥がれゆくONION」


夏の期間は黒っぽいジーンズはなぁ〜、と思いがちな自分なのですが、何故か今年の夏は結構着用していました。
本格的に「暑い」時期が少なめでしたので、それもあるかもしれません。

このジーンズも自分の夏仕様の着用スタイル、



裾をヒザ下までくりくりの基本ノーベルト、ゆるんゆるんなスタイルでした。


夏もオーラスとなり、本格的な「穿きこみの秋」に突入する前に「今まで+夏のよごれサヨナラ洗濯」を実施、
蛍光増白剤等の入っていない洗剤で洗いをかけました。

結果、着用後12ヶ月、洗濯回数は2回のまま(水:1 洗剤:1)
となりました。

このジーンズだけ穿いてた12ヶ月ではないのですが、途中水洗い1回+今回お初洗剤投入洗いなので、
オーバーダイしてある「天タマ染料」の剥がれ具合なんぞも期待しながらの洗い⇒乾燥後となります。


※乾燥後の生地と未着用生地との比較※



(上:12ヵ月後オニオンオーバーダイ生地 下:未着用オニオンオーバーダイ生地)

12ヶ月後の生地の表面はオニオンブラウンの色味が弱くなり、ダークインディゴっぽく見えるかなぁ?
といった雰囲気です。

 

洗濯乾燥後の未着用フラット状態

着用頻度の割にはアタリ予備軍が順調に育っています。
穿きシワ部分のオーバーダイした「天タマ染料の剥がれ」がアタリ予備軍を
より効果的(?)にアタっているように見せてくれています。



「白い」アタリ予備軍ではなく、インディゴなアタリ予備軍。



光の反射で実際よりもかなり青味がつよい画像になってしまったのですが、
裏地のオニオンブラウンがしっかり残っていることがわかると思います。

 

フロントポケットまわりにも雰囲気が出てきました。



フロントで壱番色落ちが進行する左ふともも〜ヒザあたりの生地。



更にクローズアップ。
アップにすると青味が増しますが、緯糸のブラウン具合も垣間見えます。



こちらは右ふともも前の生地のクローズアップ。



バック部も色落ちは進行しています。



パッカリングや「あて布」、ポケット口の「あそび」によるシワのアタリもクッキリしてきています。

 



経糸の落ちもなかなかハッキリしてきました。



オニオンブラウンに染まってちょっぴりダーティーな「ラッキーくま」。



ヒザ裏うっすらハッチ。

ここの部分も、穿きシワ部分のオーバーダイした「天タマ染料の剥がれ」が
アタリ予備軍をより効果的(?)にアタっているように見せてくれているようです。

 

(裾前 裾後)

くりくりロールアップしていたのですが、後の「踏みシワアタリ」予備軍がきちんと(?)育っていました。
裾ウネも結構わかるようになりました。



オーバーダイ加工時に縮みきった感があるので、特に変化はないように思います。
「硬化して割れるかも」の危惧もあったのですが、洗濯乾燥後も硬化はしていません。
最初に縮んだまま現在に至っているといった感じです。

ほぼ想定どおりの着用⇒洗濯後の変化をしてくれています^^。

これから季節は「穿きこみの秋」(?)となり、このじーんずも着用頻度増といく予定なのですが、
まだ、「夏のよごれサヨナラ洗濯」前のジーンズ達がいるので、このジーンズ君はジーンズ保管庫でしばし休憩です。


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