第壱回「岡山・児島」編(2006.10秋の瀬戸大橋まつりver)
其の弐〜児島でわっしょい!〜
※児島上陸作戦※
明日(06年10月21日)は「瀬戸大橋まつり」初参加の初日の為、まつり会場から何時に離脱するか想定できない為、
まつりに出店しないご当地ならではの2店舗に行き、そこのジーンズの獲捕、
ジーンズミュージアム見学という3ポイントの制覇を目標としました。
児島には「ジーンズバス」という、これらの児島の見所を巡回するバスが走っているのですが、
シーズン以外は土日のみの運行なので、
今回は徒歩で児島の町の雰囲気を味わいながらの目標達成することに決定です。
ハワイでもよく歩いていたので夫婦共に足には自信があります!
・・・そんなこんなで岡山駅から電車に乗り込み一路児島へ、電車に揺られること20分程度、ついに!!
初児島に到達!!
感慨深げに遠くを見つめるHIGUMAの背中に漢の哀愁が漂っています。自分にはそれを見て取ることが出来ます!
児島は海岸沿いなのですが、あまり潮の匂いを感じることはありませんでした。
※余談ですが、寒冷地仕様のHIGUMAの体だと、10月の岡山の気候ではTシャツ1枚で十分すぎるほど活動が可能です。
・・・しかしこの時期、岡山でTシャツ1枚で闊歩する姿は地元の方々には、
「とても珍しい生き物」
のように見えていたようでした。(ひとりガマン大会ではありません。)
・・・さて、興奮を抑えて冷静に駅のホームを見てみると、
ジーンズブランド数社の看板と作業服で有名な会社の広告などがあり、
さすが「繊維とジーンズの町」、児島らしさが見て取れます。
そんな駅のホームに立っているだけで自分はかなり熱くなってはしゃいぎまくっていました。
(・・・いくつだお前は!)
が、やはり我が妻はクールなまなざしで自分をみつめていました。
・・・それはさておき、徒歩移動がメインの為、まずは腹ごしらえです。
自分は蕎麦好きなので、蕎麦でもと思っていたのですが蕎麦屋が見当たらないのかみつけられないのかない!
「郷に入れば」の言葉にならいうどんを食すことに変更。
いやーおいしかった。満足。
1)ご当地ジーンズ店、攻略。
児島での目的其の壱、「岡山らしい名前のデニム」獲捕を目標に、児島駅から一路、直営販売店に向かいました。
直営屋は、児島の駅前にもあるのですが、2006年10月20日現在、ジーンズに関しては置いていないとのことでした。
そのお店に行く為の目印として、「野崎家旧宅」という観光スポットがあります。お店はその野崎家旧宅の斜め向かいのあたりに
あるので、その野崎家旧宅に向かう案内看板の矢印に沿って歩いていくと、15〜20分で到達することが出来ます。
地図でみると歩いてはいけない距離のように感じますが、そうでもありませんでした。
(※感じ方には個人差がありますのでご注意を!)
観光名所「野崎家旧宅」、もう目的地は目前です!
・・・第1目的地到達!!
とても雰囲気の良いお店で、中にはめずらしいデニム生地の手織りの機織機が置いてあり、実演もするそうです。
さて、店の入り口には・・・
さすが岡山、桃太郎のマットがお出迎えしてくれます。
いろいろと店内を見せていただいて、
ついに目的の「デニム」獲捕!!
デニム担当の方がいなく、染物などの担当の方が対応してくれたのですが、
「北海道から買いに来ました!!」(強調!!)
と告げると、かなりびっくりされ、とてもあたたかい対応をしていただけました。感謝致します。
さて、2店目に向けて出発です!!
2)ご当地ジーンズ店、攻略其の弐。
さて、温かいおもてなしを受けたあとは、第弐目標店に向けて出発です。
もちろん徒歩です。ハィ。
わかりやすい目標として、児島支所に向かって歩いてくことになります。
歩いていく途中に、ふと目に留まったマンホール(?)
マンホールはジーンズ柄ではありませんでしたが、きらいじゃないです。
テクテク歩いているうちに児島支所が見えるとこまで到達、「さて目標はどこにあるんだろふ?」と地図をみながら歩いていると、
「ここじゃないのぉ?」との一言。
うーん看板が出ていない><。うーん?
多分ここだべぇ、
と、突入していったら、見事目標としていたお店でした。妻の一言を聞き入れず進んでいったら、一体どこに行き着いたのでしょう?
ここもまた素朴なとてもよい雰囲気のお店、店内を物色しながらグッときたジーンズを獲捕!!
販売員さんに北海道、札幌から来たことを告げると、かなりビックリしたあとに一言、
「札幌って北海道の真ん中ですか?」
・・・。それは富良野ですね。
「熊もよく歩いているんですよ」と冗談で、北海道の間違ったイメージにありがちなことを話すと、
「白熊ですか?」
・
・
・
・
。
・・・それは北極熊ですね。
児島から1500q以上はなれた最北の地、北海道。まぁこういうイメージなんですね。
さて、話を本題にもどして、
ジーンズを獲捕時に牛乳瓶の蓋くらいの大きさのカード(?)をいただきました。
このカードは各店舗種類が違い、
全種類そろえると記念品(だったけなぁ?)をいただけるとのことです。
(10.20.2007現在)
全店を制覇し、記念品(?)をいただいた方はいるのでしょうか?
全店制覇してみせるっ!!という野望がふつふつと湧いてきました。
裾上げをしてもらっている間にベンチで一服。
ここのベンチは記念撮影ポイントになっています。
無事に裾上げも終了。
次は本日の最終目標、Jeans Museumにむけて出発です!!
・・・もちろん徒歩でね。
3)Jeans Museum
さて第弐目標店を堪能したあと、
また地図を見ながら10分程テクテクと歩いていると、
日本大手のジーンズ会社がありました。ここで製造もしているのか、かなり規模は大きかったです。
そこを通り過ぎ、またテクテクと10分程度歩いていくと、
ミュージアム案内の看板が見えてきました。本日の最終目的地はもうすぐのようです。
おー着いたー!
本日のミッションを全てクリアーし感無量のHIGUMA。 ・・・ちと足はお疲れめ。
さて、このジーンズミュージアムの見学は無料なのですが、平日以外は事前に予約が必要なようです。いつもは入り口に鍵を
かけているようで、向かいの事務所に行き、記帳をしてから見学となります。
やはり、記帳したHIGUMAの住所を見てベティスミスの方はとてもビックリされていました。
ベティスミスの方の、わざわざ遠いところから来てくれた的な好印象だったので、
「ジーンズを作っている現場を見学したい」と虫のいいことをお願いしてみました。
(実は児島旅行に行く前に児島の商工会議所にジーンズを作っているところを見学したい旨を問合せしていたのですが、
現在は個人の見学を受け入れてくれる所はないという返事をいただいていました。)
やはり、現場には入れてもらえませんでしたが、
「ここからならよく見えますよ。」と作業場がよく見えるところまで案内してくれて、結局ジーンズの生産過程をじっくり見学する
ことが出来ました。
そのあと、ミュージアムを見学しているときも「お二人で記念写真はどうですか?」とマイカメラで写真を撮ってもらいました。
「児島のみなさんはあたたかいなぁ」と夫婦共に感じ入っていました。
ジーンズミュージアム1F
1Fはジーンズの歴史と、ジーンズが出来るまでが紹介されています。ワークウェアを着た人形の横に飾られているジーンズは
リーバイス社から贈られた1902−20年代のレプリカのようです。
2Fはミュージアムを保有している会社についての展示。
休憩しながらゆっくり見ることが出来ます。コカコーラのテーブルの上にはミュージアム維持の為の募金箱が置いてあります。
HIGUMAも夫婦で少ないながら協力させていただきました。
充分ミュージアムを堪能したあと、事務所に行ってお礼をし、
岡山に戻るためにJR上の町駅までテクテク歩いていったのですが、
途中、生地卸(?)の倉庫なのかじゅうたんロールのような耳付デニムの沢山の束を運んでいる現場を目撃したり、ユニオンなど古いミシン
専門のお店があったりと、まさに「繊維」児島を充分実感出来た内容の濃い岡山児島旅行2日目でした。
・・・しかし「JR上の町駅」になかなかたどり着きません><。ジーンズミュージアムからの最寄り駅なのですが、30分近く歩き、しかも
駅までがゆる〜い上り坂だったこともあり、本日の徒歩作戦のなかで一番きつい道のりでした。
やっとこさ到着。
しかもこの「JR上の町駅」に停車する電車は1時間に1本しかありませんので、JRを利用して行く際には事前に時間を考慮するか、
JR児島駅まで戻ることをお勧めします。
※ちなみに岡山から上の町駅で下車するには快速に乗るとそのまま児島まで行ってしまうのでご注意を!
児島を堪能し、今回拠点にした岡山に到着。
さすがに疲れたかな。
さぁ、明日は待望のこの旅のメイン、秋の瀬戸大橋まつりです!! 朝早いから早く寝なくちゃ!Zzz・・・・・。