・・・今日は独りで飲みたくなって外に出た、そんな時もたまにはあるさ。
・・・もう、いくつのドアをくぐったのだろう?
そんなことはもうどうでもいい。



眠らないと思っていたこの街も、この時間になるとだんだん人通りも少なくなっていくようだ・・・

ふと、反対側の通りをみると、

仕事が終わったのだろう。華やかな女性が足早に歩き去っていった。
待ち人でもいるのだろうか?

・・・まだ、帰る気にはならない。カウンターで1杯やりたい気分だ。
気の合いそうなマスターと趣味の話なんぞ出来ればいいさ。



・・・そんな店があるのか?



・・・ん!

ここにしてみるか。