北海道オニオンDYEジーンズ 製作編弐


(08.12.07)



よりヒグマジーンズらしく、「北海道+ワークの雰囲気」をもり込む手法として、

「北海道産タマネギによる草木染め」

でジーンズにオーバーダイを施しました。

それが、

-ヒグマジーンズ スペシャル-
 

なのですが、今回

オニオンイエロー(勝手に命名)の色をだせないかなぁ?

ということで、天たま染料をつかってSPの別色になるようにオーバーダイを施します。

さて工程は、前回同様

 

たまねぎの皮を煮出して染料液を抽出し・・・

企業秘密^^

の工程により、「染色⇒色の定着」を施します。

・・・いくつかの試行錯誤の末、
「オニオンイエローでオーバーダイをほどこしたジーンズ」が出来あがりました♪(喜)

それが、これです。



HGM−1の2ndサンプルにオーバーダイを施しました。

 



オニオンイエロー+インディゴにより、今までのオニオンブラウン染め(今後「オニオンT」表記とします)
よりも色目は「緑味」が強くなっています。

( 生 地 表 面 )



-日光を充分にあて、ケバがわかりやすい状態で撮影-



オーバーダイ前の生地と比べると、
緯糸+ケバがしっかりとオニオンイエローに染まっているのがわかると思います。
(オニオンイエロー染めは今後、「オニオンU」表記にします。)



左から「オニオンT」・「通常生地」・「オニオンU」

-ケバが目立たないようにして撮影-


左から「オニオンU」・「通常生地」・「オニオンT」
同生地でもこれだけ色目が違います。

( 生 地 裏 面 )



左から「オニオンU」・「通常生地」・「オニオンT」

「幸運の黄色いスレーキ」もこれだけ色目が違います。
「オニオンU」は「ターメリックの色(カレー色)」に近い色目になります。




セルヴィッジももちろんオニオンイエロー。生地裏の色目の比較をしてみると、



左から「オニオンU」・「通常生地」・「オニオンT」


イエロー具合が気にいったので、
今回、HWP−1を各サイズ1本だけオニオンU仕様に仕上げてみました。

-オニオンDYE製作編- -HWP-1SP ONION2-


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